Kアルバムの一曲一曲について、簡単に覚書を。
01.『願う以上のこと 祈る以上のこと』
明るくキラキラした曲。『ね、がんばるよ』のときにも感じた空気。そして可愛い♪「やってゆくから 見てて 見てて」の、この「見てて 見てて」の部分にやられるねぇ。
02.『同窓会』
想像してたのとちがって、ポップな印象のこれまた明るい曲。もっとしっとりした曲調かと思ってました。
かなり具体的な描写の歌詞。「あ〜の〜と〜き〜♪」の盛り上がっていく箇所が、とても耳なじみ良いな。
03.『危険な関係』
この曲は数回聞くと、すごく癖になりますね。懐かしいレトロなメロディーラインにハマリます。
「愛に少しだけ手が届いたような」拓郎さん!上手い歌詞、書かれますねぇ〜。しかし、曲の出来た経緯に思い入れが強すぎて、純粋に曲だけの自分的評価ができません。(笑)
04.『ラジコン』
手のひらでコロコロ転がされることに快感を覚える男性の歌…と書くと、誤解を招きそうですが、歌詞を読むとそんな感じですよね。はは。
曲調がとっても爽やかなので、上記のようなイメージではなく、「君と一緒に生きていくよ。平凡な毎日が大切だよ」というイメージの仕上がりになってますよね。
05.『さよならのエトランゼ』
「わ・か・れ・を・♪」のところの節が好き。「もういちど逢いたい もう二度と逢えない」からタイトルの歌詞に至るまでの曲調もキャッチーだ。
「リ・ア・ル・は」の部分の声の色っぽさったら!
06.『Family〜ひとつになること』
07.『いのちの最後のひとしずく』
大好きだー。曲調も歌声も素晴らしいし、歌詞がね、グッと来るんだよぅ。「生まれて 出会えて 愛しあう」とか、「喜びも 傷みも 憎しみさえ 生きてる証と思えるような」とか、「ああ人生は たった二秒で ああ何もかも 変わってしまうけれど」とか、「愛して 傷ついて また抱きあう そうして二人で また生きていきましょう」とか、「いのちの最後のひとしずくまで」とか、…油断すると、単なる歌詞全部丸写しになってしまうじゃないか!というようなたまらない歌詞なのです。
特にね、「人生はたった二秒で ああ何もかも 変わってしまうけれど」が好き。
私、あのとき、LOVE LOVE あいしてるを見てて、そのたった二秒で結構その後の人生のなんやかんやが別の方向へ向いた気もするしな。(笑)
08.『ヒマラヤ・ブルー』
「雲の壁が割れて 青い山が透ける」の部分が印象的。“透ける”かぁ〜。耳で聴いていて良い意味で引っかる箇所ですね。
この歌は、きっと震災後に作られたんだろうね。
09.『もっと もっと』
Dアルバムのキャッチーな曲だらけの中で、「で、どの曲が一番お気に入り?」と聞かれたら、無意識に「KinKi Kids foreverかな…?」と答えた時のような気に入り方をしてます。Kアルバムの中で、『いのちの最後のひとしずく』と迷うくらい好きらしい。(笑)
「僕らは すべてを〜♪」の空へまで舞い上がりそうな歌声の上がり方も好きだし、「もっと もっと♪」もすっごい可愛い。歌声もめちゃくちゃキュートなんだよね。
が、それだけじゃなくて、歌詞もこう見えてすごく深いよ!って思ったのです。なんかね、「今を精一杯生きろ!」、「全力で楽しもう!」、「限られた時を生きる生命なら、笑って笑って、輝いて、周囲をも笑顔にさせずにいられるくらいにキラキラした人生と時を送ろうよ!」というようなメッセージ性を感じたんですよね。
「明るく輝く 光になって 闇のなかでも ひと際輝く」って、ハッとするようなフレーズ。
そして、この歌詞にこのキラキラ輝くような曲調&アレンジが、最高の組み合わせだと思います。^^
10.『破滅的Passion』
キンキの王道的な歌。シングルのカップリング曲に持って来そうな曲ですよね。
11.『2nd Movement』
歌詞の入り口辺りの曲は宇多田さんの曲を思い出したり、タイトルの歌詞の辺りは一瞬B'zを思い出したするメロディーなんだけど、「ウォウォウォウォウォ!(wow wowowo!)」のところがすごい好き。
コンサートで盛り上がりそう。
12.『Time』
13.『きみとぼくのなかで』
これもなんか、ジワジワ好きなんだよね。「言いたいことも言えない♪」の少し淡白にした感じの歌声も珍しくて萌えます。(笑)
「きみのなかで ぼくのなかで〜♪」の明るくて暖かくて優しくて、ちょっと淋しさのある感じがたまらない。
キンキさんの声は、哀愁っていうのか、少し切ない色合いを持ってるのが、本当に良いよね。メロディーや歌詞以上の何かを感じさせてくれるような気がする。
14.『僕が生まれた日』
陽だまりのような、セピア色の情景が目に浮かびます。
最初にラジオで聞いた時、思わず涙ぐみましたよ。穏やかで豊かな歌声も。Kアルバムの中で三曲選べと言われたら、現時点では『いのちの最後のひとしずく』と『もっと もっと』と、この『僕が生まれた日』かなぁ。
でも、『Family〜ひとつになること』も、『危険な関係も』…(以下、エンドレスのため省略。)
15.『Family〜ひとつになること』
シンプルなピアノの音のみで、ゆったりと穏やかに歌いあげるこの歌。もしかしたら、この歌い方がこの曲の完成形なのかもなぁとさえ思わされます。澄んでいる。
『愛のかたまり』、『Music of Life』、『Family〜ひとつになること』は、二人の共作の中での三本柱だなぁ。私の中で。