自分と子どもを放射能から守るには
チェルノブイリ事故の後、放射能の中で生活せざるを得ないベラルーシ人のために「放射能から人々を守ること」を目的とした民間のベルラド放射能研究所が作成したものです。
ベラルーシ共和国の状況とまったく同じではないだろうし、野菜や肉や、何もかも口に入れるものをすべてこのとおりにするのは正直しんどい。
手間云々よりも、自然を愛すれ愛するほど、自然の恵みを心から安心していただけない状況そのものに、涙が出る。
でも、政府の検査や対応の整うのを待っている間にも、被曝は止まってくれないのだったら、やっぱりするしか無いのかもしれない。
実際、私がこの通りの調理法をするかといえば、すぐ目前の易きに流れる私のことだから、きっとしない。
でも、不安に思う食材を使用するとき、「せめて、あの本に書いてあった、あの方法を取りれてみるか…」という助けにはなると思う。
小さいお子さんを育ててらして、不安に思うお母さんは、特にきっと読むと具体的な回避策が役に立つのじゃないかな。
机上の空論じゃなくて、とても実務的な本です。そして誰にでも分かるように、絵で可愛らしく分かりやすく手順が解説されています。
海外で出版されるのは、この日本語版が初めてになるそうです。
