えぐしろ日記

剛さんが大好きみたい。( ・ω・ )/剛さんのお芝居情報には、尋常でない喰いつき方をします。

一般発売。

 これの意味は。  ファンクラブ枠で落ちた大阪でも取るかな…と10:00から電話したのもの、一向に繋がらず、15分ほどしてようやくお姉さんの声が…と思いきや、完売のお知らせテープ音声が。
 うぉーい。こんなコアなファン(私のことだ。)ですらチケットの取れない一般販売って、何の意味があるのだ〜。本当の一般の人は、まず取れてないよね。
 まぁ、ファンクラブ枠で落とされて、一般でガシガシ購入できたら、それはそれで腹は立つか。

 12/3にMステご登場とか。 やぁ、嬉しいニュースだねぇ。
 それと、12/4少女コミックに掲載ですか。ははぁ、また初買い雑誌が一つ増えるというわけですな。ギターマガジンから少女コミックまで。ヨッ、幅広いね。(^_^)

 今日ハウルの動く城を見ましたので、感想文。ネタバレ度100%なので、まだ見てない人は読まないよう気を付けて↓。
 また、個人的感想ですのでご了承ください。





















 あれ?宮崎さん、何を書きたかったんだろう…?というのが一番の感想。なんで見終わってこんなに物足りないのかというのを考えてみたのだが、理由は二つあって、「魅力的な設定を生かし切れていない」「人物の説明が足りない」ということなんだと思う。

 魅力的な設定というのは、“動く城”“お婆さんになってしまった主人公”という点なんだけど、どちらもただ設定を原作から持ってきて、それだけ、という感じなのです。特に主人公がお婆さんになったのに、都合良く元の若い姿に戻るし(しかも戻る理由説明が不足していて、余計にご都合主義に見えてしまった。)、お婆さんになったという特殊な要素によって起きる様々なことが生かし切れていないような。これだと主人公が帽子屋を出てハウルの城へ行く羽目になった理由付けにしかなっていないので、例えばの話、主人公が元の姿のままでも何ら変わらないように思う。「お婆さんになってしまった」という現象があってこそ引き起こすいろいろなことを盛り込んで欲しかった。

 それと一番大きいのが、あらゆる点で説明不足なところ。
 まず、この世界において魔法や呪いが特殊な物ではなく、日常的なものだという描写が始まりの時点で足りないように思う。だもので、主人公が呪いを受けたことをすんなり受け止めるのに違和感を感じてしまう理由なのでは。
 それと人物説明が不足しているというのは、主人公とハウルの性格を表すエピソードが足り無すぎるため、お互いがお互いを好きになる理由がよく分からない。納得いかない。
 あと、ハウルの弟子っぽい男の子についても、彼は誰なのか、何故ハウルの城にいるのかの説明がない。この子がハウルの城にいる理由を描写することによって、ハウル自身の人となりを表す絶好のポイントなのにと思う。
 それから、荒野の魔女の描写も不足。元々荒野の魔女はどのような人だったのか、世間的にどんなポジションだったのかが不足しているため、最後の主人公の頼みを聞いて心臓を渡すところの感動が薄まってしまう。魔女をもっともっと自己本位的部分をたっぷり見せておいてくれれば、主人公に連れられてハウルの城へやってきてからの変化が感動的になったのに…と惜しく思った。
 主人公が心臓を取り戻すのに、魔女を抱きしめて、キスして返してもらうのは、これぞ宮崎さん節!ととても好きなシーンだったので、余計に惜しく思えるのです。