AuDee(オーディー)、6月28日篠原ともえさんMaking#38のゲストが吉田拓郎さんでした。
そこで、アルバム『ah-面白かった』の話があり、剛さんの話題でとても嬉しい言葉を聞けたので、文字で残しておきますね。
【略】
篠「私の好きな曲で堂本剛くんがアレンジした『ひとりgo to』。拓郎さんがご自身でいっぱいいろんな事できるのに、剛くんにアレンジ、これもう全部お願い、とやってるのもすごいなと思って。」
吉「あれはだから、例えば篠原はずっと最初から知ってると思うけど、あの二人は元々音楽志望とかミュージシャン志望だったわけでもないし、あの、これから何をするのか分からない17歳の少年だったんだけど、まぁあの中でほら、カムカムギターキッズとか言ってギターを教えたりして、音楽を教えたりするコーナーがあって、そこから特に剛は楽器に目覚めていって、なんかミュージシャンとしてなんか楽器を弾きたい、ギターをちゃんと弾きたいっていう気持ちがすごく強くなっていくのを見ててね、それで年月が流れて、あの色々聴いてると彼はロックバンド作ってそこのリーダーっぽくして、アレンジもしながらツアーをやってるというニュースとか、彼が新しく出すアルバムとかを聴いてると、まあ彼がファンクミュージックっていうのがすごい好きだっていうのがあって。」
篠「ENDRECHERIね〜」
吉「そこはだから僕が学生時代にはファンクっていうかアメリカのリズム&ブルースとかが大好きだったんで相通ずるところもあって、で、そういうんだったら剛に一曲アレンジ丸投げしてみようなんて、なんか思ったの。そういうの思わせてくれたのは剛だから。
だからやっぱり凄いミュージシャンなんだっていうふうに今はね、彼は、っていう。だからその出来上がった彼のね、アレンジ聴いて僕もビックリしたもん。僕には出来ないあのアレンジは、うん。
そこはまた、堂本剛っていうのが凄いミュージシャンになってる、今や。
そして、なんか、一人のミュージシャンとして独り立ちして、成功してるんだなっていうのをこう確信して、素敵なこれもまた奇跡が起きてるっていうふうに僕は思っちゃうんだよね。」
篠「このアレンジの時に、篠原もし良かったらレコーディングおいでよって言われて、で、スタジオで電話くれたんですよ。」
吉「ああ、あったねぇ。」
篠「篠原、今何してるのって。で、篠原誕生日が近いから拓郎さんに替わってって言ったら、「来なくていいよ」って。(笑)ちょっとー、呼んでよ!と思って。(笑)えー!と思ってその日の。(笑)もう、行ったらお歌とか歌ったのにと思って。いや別にもう終わりだから来なくてって。それが拓郎さんなの。」
吉「それが吉田拓郎と篠原ともえの関係だったりするね、本来ね。」
篠「でもこの曲ね、ホントに剛くんも愛を込めて拓郎さんのためにギュッてね、エネルギーをこうほとばしってる感じもあるし、凄い聴いててポジティブになれるし、拓郎さんはこの曲アレンジしてもらった時に、あ、やっぱりもうちょっと歌おうかなって思いましたでしょ。」
吉「いやぁ、あの、それよりあの、堂本剛に対してのリスペクトが凄い大きくなって、凄い男になっちゃったなと思ってね。
で、逆にいうと、剛、まぁ、あいつにちょっとコッソリ言ったんだけど、俺あの、今度曲は書かないで詞だけ書いてみるから、お前ちょっと曲とか付けてみる?とかって言ったら、「やりまんがな」って言って。(笑)
やりまんがなっていう関西弁が出てきて、うん、そういう関係ができたなって思ってるんだけどね。」
篠「わぁ、それも楽しみですね。」
【略】
最高の褒め言葉ですよね。ジンときてしまいましたよ。
いつまで聞けるのかわかりませんが、以下にリンクも貼っておきます。↓
篠原ともえ「Making」|篠原ともえが語る、吉田拓郎さんとの数々の思い出…「あの時の拓郎さんの衝撃的な一言に見出されて、今の自分があるんです!」|AuDee(オーディー)
【追記】
7月2日の読売新聞朝刊P13に吉田拓郎さんインタビュー載っててキンキさんの名前も。
ひとりgo toについて、「これが、堂本剛の音楽かとびっくりした。ドラムやベース、リズムセクションの使い方が斬新だし、コーラスも不思議なところで入る。(略)」とのコメントが掲載されていました。
※更に追記。ネット記事だと、新聞紙面よりも詳しく書かれてましたので、以下へ覚書をば。
「これが、堂本剛の音楽かとびっくりした。ドラムやベース、リズムセクションの使い方が斬新だし、コーラスも不思議なところで入る。新しいというか。聴いていく度に不思議とはまっていってしまう音楽なんですよね。番組では、彼らにギターを教える企画もありましたけど、あんなのは何の役にもたっていないほどのすごさですよ」