発端は、今まで録り貯めたラジオのMD音源をパソコンに取り込んで、MD本体は捨ててスッキリと部屋を片付けたい、ということから始めたこの試行錯誤。
そろそろ片付けだけの問題じゃなくて、MDを再生する機器の市場がだんだん縮小していく一方だよね…という、再生方法の危機感もありつつ、長年の課題となってました。
とっととやらないのはね、やらないんじゃなくてやれなかったのです。方法が分からなくて。(^^;)
------------------------------------------
というわけで、手始めにPCビギナーズという初心者向けパソコン雑誌を読んで、USB接続オーディオキャプチャーなるものを購入してみた。
「あとは、書いてあるとおりにやればいいもんね〜♪」
…甘かった。
まず、第一に、この機器だけではそもそもCDデッキからパソコンに繋げないのです。
もう一本配線を買う必要があることが分かって、仕方なく再度電気屋へ。ここでもどれを買っていいのか分からなくて、危うく違う線を買いそうになりながら、レジ前すんでのところで間違いに気が付き、無事なんとか線(接続コード。Victerから出てるCN-2031Aというものにしました。)を購入。
よし、これでOK!と実際に線をつないでパソコンに録音を開始してみました。
…うん、あかん。orz
音の劣化が、激しすぎる…。これ、録音時に自分で音割れとかしないように調整できるんだけど、私にはベストの場所の調節ができなかった…。難しいよぅ。(T_T)
そして、このオーディオキャプチャーについてる録音ソフトは、なんとまあ、好きな場所で音を切断することができない。もちろん、MD再生中に無音になる場所で自動的に切れ目を入れてくれる機能などナッシング。
えええ〜!それ最低限必要でしょ!そりゃ、今時は専用の優秀なフリーソフトとかあるかもだけど、初心者には、そんなにあれやこれや使いこなせないのよ!!
そんなこんなで、何度か試した挙句、挫折。
-----------------------------
次には、walkmanのダイレクト録音を試してみることに。
これまた、別途専用の線を購入する必要あり…。
で、本日購入して、早速試してみました。
線をMDプレーヤーからwalkmanにつないで、直接walkmanに録音して、walkmanからパソコンに音を移す、というちょっと二度手間な感じではありますが、とりあえずやってみたところ、音質が大変素晴らしい!(^^)
最初からこっち使ってたら分からなかっただろうけど、劣化がまったくと言っていい程気にならないレベル。すごいぞ!
わ〜い♪と思って、なんとか頑張ってパソコン保存までたどり着いてみました。が、ふと気がつくファイルの拡張子。
「oma…?何?」
調べてみたところ、ATRACという形式で、そんなに一般的ではない形式の様子。つまり、将来walkmanから別の機器に乗り換えよう〜♪とか思った時に、それでは聴けなくなる可能性もあるってことよね?
いや、普遍的なmp3にしてくれればいいんですけど。それが一番問題ないんですけど。と思って、いじってみましたが、どうやらダイレクト録音はATRAC以外の形式が選べないらしい…。
う〜ん…。
フリーソフトで多分、omaからmp3に変換するソフトとかもあるんだろうけど、それもまたいちいち大変だよなぁ〜。orz
そんなわけで、初心者には一筋縄でいかないMD→パソコンへの音源の移行なのでした。
どーしよ〜。