まだ最後まで読み終えてないのですが、明日が返却日のため、メモ代わりにも書いておこう。
「大学の講義をこんなに安く受けられるなんて、お得じゃない?」と思い、しかも図書館で借りた本なわけですが、すごく刺激を受けました。
本好きを装ってますが、実のところ本の虫と言えるほどの本好きじゃないし、ましてや「活字なら電話帳でも読んじゃいます♪」なんていう活字中毒でもない私。面白くなきゃ、最後まで読みきれないし、すぐに寝れる。(笑)
が、この本は読み出したらけっこうグイグイ読み進められてしまいます。
というのも理由がありまして、この本、藤原先生と女子大学生たちの、実際にやりとりした対話を会話のままで記載してるんですね。
なので、非常に読みやすい形式であるとともに、かなり世代的視点が近いと思われる学生側の言葉を読んで「へぇ〜、そうなんだ…。私も読んでみようかな」という気にさせられます。(すみませんが、平成生まれの方たちと“世代的視点が近い”と言い切らせていただきました。(笑)いやでも、たぶん藤原先生の言葉だけ読むより、いっそう読んでみようかという気にさせられる大きな理由だと思います。)
最初に書いたとおり“なんとなく本好き”くらいの私ですので、名著と呼ばれるようなものは、今までほぼ読んでいないかと思われます。(^^;)
ですが、ゆっくりとでもこの本に出てくる名著を読んでみようかなと思いました。
新渡戸稲造『武士道』
内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』
福沢諭吉『学問のすゝめ』
日本戦没学生記念会編『新版 きけ わだつみのこえ』
渡辺京二『逝きし世の面影』
山川菊栄『武家の女性』
内村鑑三『代表的日本人』
無着成恭編『山びこ学校』
宮本常一『忘れられた日本人』
キャサリン・サンソム『東京に暮す』
福沢諭吉『福翁自伝』
『若き数学者のアメリカ』
『孤愁』
…タイトルを書き写してる時点でだんだん自信が無くなってきましたが、ええ、現段階では読んでみようかな、と思っています。(←すでに及び腰か。)