えぐしろ日記

剛さんが大好きみたい。( ・ω・ )/剛さんのお芝居情報には、尋常でない喰いつき方をします。

奇跡の一夜。

だったと思う。

 …何て言ったらいいのか、「楽しい」だけでも言い足りない、「感動」?、「斬新」?、「自由」?、「喜び」?、それとも「解放」?

 とにかくすごかった。すごすぎて、なんか夢か幻でも見てたような。(笑)
 三回分くらいのLIVEが詰まっていたような、幾度と無くゾクゾクと鳥肌が立つような感覚に出会ったりして。

 月曜日、行けて本当に良かった。心の底から良かった。



▲初め、暗闇の中から歌声だけが聴こえてきて、じきにスポットライトがひとつステージにさします。
 静かにゆっくりと歌い上げる『これだけの日を跨いできたのだから』。これ、ホントに素晴らしかった。構成的には金曜と同じなんだけど、でもなんかこの日の歌い上げは、素晴らしいとしか言いようが無くて、歌い終わった瞬間に、「…今日、これを聴いただけでも、来た甲斐があった!」と思わず言い合う私たち。
 この歌、この静かに歌い上げるverをCDに収録してリリースしてくれないかなぁ。

▲衣装は、例の少しラメったテイストの渋い黒スーツ。レインボー色スカーフをネクタイ風に首に結んでいます。

▲東儀さんがケリーさんに呼び込まれてご登場。ちゃんと二人(東儀さん&ケリーさん)が会ったのは今日が二度目で、それでこんな風にトントン拍子で共演することになったのは、東儀さん曰く、すごい縁があるということなのではないかと。
 ケリーさんはいろいろ聖徳太子に縁を感じていた(12とか紫とか)ところ、東儀さんのご先祖の秦氏は、元々聖徳太子の参謀として、ともにいろいろなことをしていた方なのだそうで、こうして今二人が出会って、ジャンルを超えて共に何かするのは、ずっと前から決まっていた当たり前のことだったのかもしれない。ここが始まりなのかもしれない、というような事を、東儀さんはおっしゃってました。
 剛さんから筆で書いた手紙をもらって、字は上手かったわけじゃないけど、でも一緒にやりたいという気持ちがすごく伝わってきたのだともおっしゃってました。

 東儀家が1400年(1300年だったかな?)の歴史という話から、奈良1300年祭の話になり、「自分も何か参加できたらいいなと思うんですよね、いや、こういうのは言っておけばそういう方向に力が働くこともあるから、言い切ってしまいます。出ます!」と、ケリーさん。(笑)
 ここでは一度退席されて、セッションは後ほど。

▲東儀さんとのセッション曲。『美しく在る為に』→『空が泣くから』。どちらも、雅楽器&歌声だけでなく、他の伴奏も一緒です。

▲竹内さん、ビールの缶を片手に酔っ払いながらご登場。(笑)ケリーさんにも薦める。「後で。後でね」と宥めるような困ったような笑っちゃってるようなケリーさんの様子がめちゃめちゃツボ。その後も「もてない竹内の〜」発言だったか何かに抗議を示す竹ちゃんに「わかった!わかったから!」って笑って答えてるのがすんごい癒されるよ。(笑)可愛さで人を癒すって、すごい技術だな、ケリーさん!

▲金曜にお着替えタイムだった箇所で、本日はケリーさん引っ込まずにずっとステージ上で絵を描いています。1mくらい?の大きな紫色の三角形をしたキャンパスに“HIGHER”の文字を踊るように描き、他にもいろいろ描いて、それを上から油か何かを塗った手でぐいぐい色を広げて混ぜて、マットな黄土色のようにし、更にそこへ油をつけた布を使って色を削り取るように文字を描いていきます。
 公演終了後にロビーに飾ってあるのを見たら、最終的に描かれていた文字は“Power of Love”だったと思います。
 福山さんの写真がスクリーンに映っている間にも確か描いていたのだったか、音楽と共に、不思議な空間。ワクワクしますね。

▲カットショーは、本日はケリーさん紫のトサカのような仕上げをしてもらってました。可愛いのは金曜日で、今日のは“カッコイイ”です。 ▲オノ・ヨーコさんの「愛とは…」という朗読の映像の後、「お二人に捧げる」と、ケリーさんが『イマジン』を歌います。まさか聴けると思わなかったので、嬉しかった。この歌、とてもいい歌ですよね。
 歌う前だったのかな?いつだったかうろ覚えだけれども、オノさんから言葉(手紙)をもらった経緯を話すと共に、なんと、オノさんからいただいたというお手紙を見せてくれました。横長の白い封筒から取り出された手紙は、数行の文字と、下に絵のようなものが見えたのだけれども、これが「愛とはシンプルなもの」だという言葉だったのかな?ハッキリは見えなかったので、想像です。(文字数的にもっと長かったので、『一人で見る夢はただの夢だが、皆で見る夢は現実になる』という言葉だったのかも。)
 『イマジン』の後、『Love is the key.Let it shine.』。

▲なんとなんと、箭内さんまでご登場。「ちょっと言いたいことあるんだけど、いい?」という箭内さんに、ケリーさん、「どうぞ、言ってくださいよ」と。
 箭内さん曰く、「初めは、こんなことやりたいんだとか(剛さんが)何か言ってるな〜くらいで思ってたんだけど、やってるのを見たら、思った以上に凄い」。

 「オノさんの映像、説明しないと、他のCMで流れていたやつだと思っている人いるでしょ?あれ、オノさんがこのイベントの為だけに、わざわざ撮ってくれたものだから」

 「風とロック、腹が立つので、ネットオークションとかで買わないで。原宿の事務所に来てくれればちゃんと渡してあげられるから。」。で、遠方の方、風とロックのみの郵送はしていないそうですが、グッズを通販で買われた方には風とロックを同封しています…というヒントをいただきましたよ。(^_^)

 風とロックのフェスにも出たいケリーさん。これも(奈良1300年祭話に引き続き)とりあえず言っておけばいいよね?ということで、「出ます!」(笑)。

▲『Rainbow wing』の前に、自分が自分の命を大事に出来なくなりかかっていた頃の話を赤裸々に真摯に話してくれます。生きていて良かったと。生きていたから、今があり、こうして皆にも会える。

▲アンコールのケリーコールからHIGHERコールへの流れ、そしてChance Comes Knocking.のHIGHER!会場中がもう、声というより怒涛のような大きなうねりになってます。みんな、酒でも飲んできたのか?!ってくらい。(笑)
 ケリーさんが指差しながら指示していた、しょうこさんとゲストプレーヤーの江口信夫さんのドラム競演もすごかった!
 アンコール登場時にステージ向かって左袖に、縦横3mくらいの大きな白い板に“HIGHER”の文字が紫色で上下に入っているものが準備されていて、なんだろうと思っていたら、最後になんと!
 その板の前でケリーさんの身体右側側面に及川キーダさんがさまざまな色のペンキ?を滴らせていきます。かなり大胆に塗りたくってます、滴ってます。ケリーさんは鼻の頭にもちょこんと青?色を、眉毛のところにも黄色い点を入れてもらってます。
 
 で。

 少し助走をしたら、板へ向かって潔く大きくジャンプ!!

 二つのHIGHERの下から上へ、虹色の竜が昇っていくような絵が仕上がった!!スゴイ!スゴイ!!めちゃめちゃスゴイ!

 「…チョーーーーー楽しいッ!!」と全力で叫ぶケリーさん。

 これも、最初やりたいと言ったら危ないといって反対されたものみたいですね。でもやりたい!ということで、クッションとかを板につけたりいろいろして、実現できたみたい。(^_^)
 も〜、サイコーだ!

 バンドメンバーさんたち、次々とペンキだらけのケリーさんにハグ。Tシャツやらズボンやらが虹色になってしまってます♪

 ご都合でもうお帰りになりましたが、と言いながら、「東儀さんに、拍手」。福山さんの声音を真似しながら(「全然似てなかった(笑)」と自分で言ってた。(笑))、「福山さんに、拍手」、その他にもオノさんや、篠原さん&お友達のようこさんたち、一人ひとりに拍手の嵐。
 客席後ろの照明セット上にいた箭内さんもステージ上へ呼ばれます。初めは「いやいや」と手を振っていましたが、会場の箭内コール&拍手に、降りてきてステージへ。おもむろにジャケットを脱いだかと思うと、ケリーさんに向かっていってハグ。箭内さんも虹色だぁ。(笑)
 「休みを返上してこのイベントのために頑張ってくれたスタッフに、拍手!」とケリーさんが言ったとき、会場中の拍手がひときわ大きかったのが印象的で、なんか感動してしまった。
 そして、「急な発表にもかかわらず、こうして来てくれた皆さんに、拍手!」

 ステージ向かって左袖へ捌けて行くケリーさん背後から見送るようにケリーさんへ手を振りながら、バンドメンバーさんたちも続いて捌けて行きます。ラストのラスト、竹内さんとスティーブさんが両手を上げ下げする仕草を。客席が「バンザーイ!」と言い始めると、先ほどの板に書かれたHIGHERの文字を指す仕草。客席が「HIGHER!」コールに。ステージ上から皆捌け終わるまで、HIGHERコール。



 これさ、絶対DVD化しようよ。DVD発売もして、かつENDLI☆TV第二弾か何か作って、放映したらいいと思う。これを何かで残しておかないなんて、ありえないさ。うん。