えぐしろ日記

剛さんが大好きみたい。( ・ω・ )/剛さんのお芝居情報には、尋常でない喰いつき方をします。

大画面テレビ。

 本気で欲しくなる。  ファンタスティポを見て、私の一番のツボなラストシーン、マザー牧場からダディ牧場への流れにおけるハイジの表情が、私の部屋の小さなテレビ画面じゃ満足に拝めないじゃないか!!
 …という理由により、大画面テレビ(ついでに薄型)が欲しくてたまらなくなる今日この頃です。

 では、遅ればせながらファンタスティポ感想文行ってみましょう!

 まず、「これがやりたい!」という作り手(監督)の世界観がハッキリしているのが良いですね。映像と音楽と小道具の凝り具合がすごくツボ。登場人物のキャラクターの設定上における作り込み具合(凝り方)もとてもイイ。

 話の方は、正直グローブ座に見に行くまでは、あって無きがごとしなのかなと思っていたんですが、実際見てみたら結構グッときたんですよね。それは、大人と子供の境界上にいつまでもいる、今の日本のモラトリアム具合をよく表していて、多くの人が通り過ぎたり、またはその状態で居るような心を描写されているように思えたのです。
 トラジが友人に指摘されて不安定になっている場面も共感できたし(それと、前にも書いたけど、“トムが自分に懐いている”と嘘を付く心の動きとか。)、ハイジが落下を拒まず着地して、緑深い中に佇みパパとトラジに出会う場面では涙出そうになりました。

 ただ、個人的には、後から撮影したという音楽を作る場面は蛇足だったのかなぁ?という気もしました。ちょっと説明的すぎるような。うーん、でも、私も前知識無く見たら、この場面も必要と思ったのかな。その辺は真っ新で臨んだ訳ではなかったので、ハッキリは分かりませんが。
 それにハイジはやっぱり長髪&ヒゲであって欲しいじゃないですか!(私見。)

 ハイジのいままでにないキャラクターも良かったし、間髪入れずに切り返すセリフのやり取りっぷりなんかも良かったな。剛さんは、ボケよりもツッコミのキャラでより一層活きるタイプだと思う。(笑)

 さて、ツボシーン
・ハイジの部屋。(←いきなりそこからしてツボ。(笑))
アルマジロ社男性社員Aの、ハイジへの傾倒。(これも私見。)
・「5億円ちょうだい」→鼻歌うたいながら台所でフルーツ盛りを受け取るところ。
・もちろんトムのじゃれつきっぷり。テンション高々で済まされないくらいの懐きっぷりと淡々としたハイジの対比が可笑しい。
・ハイジからの電話に、いきなり中国語でエジプト旅行へ誘うパパ。
・電話口でのハイジの「パパぁ?」。
・マミー牧場の雰囲気と音楽。
・マミー牧場で手招きされて、吸い込まれるように立ち上がって近づいていくハイジ。目が…。(>_<)
・マシュウコが去った後、会社の鯉に餌を撒くハイジ。
・マミー牧場での、いってしまった感じのハイジの目と表情。(>_<)(>_<)
・ダディ牧場ですっぽりと抱きしめられて呟いているハイジ。
・緑の中で佇むハイジ。不思議と静謐な雰囲気が、一幅の聖人画のようでした。

 …書きすぎ?いや、でもこれ、全部書き切れてないよ…?(恐る恐る。)

 さーて、今日はちびまる子ちゃんでCMゲットできるかな?
 では、部屋の掃除に戻ります…。