ネタバレあり…か?
またもや、ファンタスティポについて。
もう少し時間を長くして、鯉之堀家の過去やバックグラウンドについての描写があってもよいかなというのは、確かにあったのですけれど、とにかく映像が良かったし、音楽も良かったし、なにより人物描写がすごくイイと思った。
朝食のシーンで一瞬入るのを躊躇った後軽い調子で部屋に入っていくハイジとか、トムが自分に懐いているとウソを言うトラジとか。
一人の人間の多面的な部分が、無理なく自然に滲み出ているのが良いな。
でもって、前半のハイジはすごく新鮮。こういう役、今までありそうでなかったよね。(^_^)間髪入れずに軽い調子で言葉を返しながらも、その反面静かな二枚目を感じさせる役。
そして、後半のハイジは、ちょっともう、たまらない。(笑)役者ドウモトツヨシのファンの人は、みんな私同様たまらない気持ちになるに違いない!
DVDが無いばかりに、プロローグオブDVDとシナリオ集を反復。記憶力でフィルムを再現。(笑)
ところで、シナリオブック。後ろに監督のインタビューが載っていますけれども、ちょっとこのファンタスティポアナザーバージョンも見てみたいと思いましたよ。(^_^)
「毛むくじゃらビューティー…おしゃれじゃない?」って!!(爆笑)
あと、シーン58についてのコメントで、「剛さんに神が降りてきたような気がしました」とコメントしていらして(!)、私の中で監督の株は上がりっぱなしさ。ははは。
あーもう、ホント、ありがとう。ファンタスティポ撮ってくれてサンキューだよ。また、良いご縁があればいいな。